こんにちは!井口歯科クリニックです。
矯正治療中の患者さんから、
「ゴムかけは本当に必要ですか?」
「少しくらい忘れても大丈夫ですか?」
といったご質問をいただくことがあります。
矯正治療では、ワイヤーやマウスピースによって歯を動かしますが、それだけでは理想的な咬み合わせを作れないことがあります。そのため、多くの症例で「顎間ゴム(がっかんゴム)」を使用します。
今回は、矯正治療におけるゴムかけの役割と大切さについてご紹介します。
顎間ゴムとは?
顎間ゴムとは、上の歯と下の歯に小さなゴムをかけて使用する補助装置です。
患者さんご自身で毎日装着していただくことで、上下の歯の位置関係を整えたり、咬み合わせを改善したりする効果があります。
歯並びがきれいに見えていても、実際には咬み合わせの細かな調整が必要なことが多く、ゴムかけはその重要な役割を担っています。

なぜゴムかけが必要なの?
矯正治療では歯を並べるだけでなく、「しっかり噛める咬み合わせ」を作ることが大切です。
例えば、
- 前歯の咬み合わせを整えたい
- 奥歯の咬み合わせを安定させたい
- 上下の歯のズレを改善したい
といった場合、ワイヤーだけでは十分な力を加えられないことがあります。
そのような時に顎間ゴムを使用することで、理想的な咬み合わせへ近づけることができます。
ゴムかけは患者さんの協力がとても大切です
顎間ゴムは歯科医院で調整するものではなく、ご自宅で継続して使用していただく装置です。
そのため、
- 学校
- 部活動
- 習い事
- 体調不良
などによって、思うように装着できないこともあります。
特に学生さんは忙しい毎日を送っているため、ゴムかけを忘れてしまうことも決して珍しくありません。
しかし、ゴムかけの時間が不足すると、予定していた歯の動きが得られず、治療期間が延びてしまうことがあります。
矯正治療は医院と患者さんの共同作業
矯正治療は歯科医院だけで完成するものではありません。
定期的な通院に加え、
- ゴムかけ
- 歯みがき
- 装置の管理
など、患者さんやご家族の協力も治療成功の大切な要素です。
ご家庭で声を掛け合いながら取り組んでいただくことで、よりスムーズな治療につながります。
まとめ
顎間ゴムは小さな装置ですが、理想的な咬み合わせを作るために非常に重要な役割を果たしています。
毎日の積み重ねが治療結果に大きく影響するため、無理のない範囲で継続して取り組むことが大切です。
当院では、患者さん一人ひとりの生活スタイルに合わせながら矯正治療を進めています。
矯正治療やお子さまの歯並びについて気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
【監修】井口歯科クリニック 院長井口
