高校生男子の矯正日記①|井口歯科クリニック|浜松市中央区の歯医者

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高校生男子の矯正日記①

こんにちは!歯科衛生士の横山です☺

今回は、私が担当している高校2年生の男の子の矯正治療の経過を、本人とご家族の了承を得て、ブログでご紹介していこうと思います。

「高校生が矯正するとどんな感じなんだろう?」と気になっている方の参考になれば嬉しいです!

 

目次

  1. 高校生男子の矯正スタートから現在まで
  2. 咬み合わせを整えるステップへ
  1. ゴムかけとヘッドギアでの苦戦
  2. 矯正中の歯磨きの大切さ
  3. 症例写真
  4. 最後に:矯正は一歩ずつ前進中!

高校生男子の矯正スタートから現在まで

この患者様が矯正治療をスタートされたのは、中学3年生の春。
現在、治療を始めてから約2年4か月ほど経過しています。

治療を始めたきっかけは、上の前歯の隙間と少し前に出ているのが気になる、というご相談からでした。



まずは歯列のアーチを広げるために、奥歯に金属のバンド(輪っか)を装着して、歯列全体を広げていく治療からスタートしました。

その後、前歯の隙間もワイヤーの太さを徐々に上げていくことで、少しずつ閉じていき、歯並びは順調に整ってきました✨

咬み合わせを整えるステップへ

きれいに並んできたところで、次のステップは「しっかり噛める咬み合わせ」を作っていく段階に入りました。

ここからは、患者様ご本人の協力がとても重要になってきます。

具体的には、上下の歯に小さなゴム(顎間ゴム)をかけて、噛み合わせを整えていく必要があるのですが…。

これがなかなか難しい!💦


ゴムかけとヘッドギアでの苦戦

高校生の男の子なので、食欲旺盛で間食も多く、食べた後にゴムをつけるのをつい忘れてしまったり…。
野球部⚾で毎日忙しく、疲れて帰宅後そのまま寝てしまう日もあったりと、思うように進まない時期もありました。

ご家族の方にもお声がけしていただいたり、一旦ゴムの使用をお休みして、就寝時に使う「ヘッドギア」という装置を試してみたりもしました。

(※ヘッドギアとは、奥歯を後ろに引っ張るために頭に装着する器具です)


ただ、こちらも慣れるまでが難しく、朝起きたら外れてしまっていることもありました。

そんな中でも「早く矯正を終わらせたい!」という本人の思いがあり、最近では以前よりもゴムかけを頑張ってくれるようになってきました👏

しっかり噛み合う咬み合わせが完成するまで、あともう一息です!

矯正中の歯磨きの大切さ

矯正治療中のもう一つの大切なポイントが「歯磨き」です。

装置がついていると、どうしても歯に汚れが残りやすくなってしまうため、矯正用の歯ブラシや歯間ブラシを使っての丁寧なブラッシングが必要になります。

月に一度の通院時には、私たちがクリーニングやフッ素塗布を行っていますが、やはり一番大切なのは毎日のセルフケア!

せっかく歯並びがきれいになっても、虫歯ができてしまったら悲しいですよね😢
そうならないように、私たちもサポートしながら一緒に頑張っていきます!




症例写真

矯正前
 
矯正中(現在)


最後に:矯正は一歩ずつ前進中!

矯正治療は決して簡単なものではありませんが、患者様の努力と少しのサポートで、着実にゴールへ近づいていきます✨

また次回のブログでも、この患者様の経過をお伝えしていきますので、楽しみにしていてくださいね☺

矯正に興味がある方、気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください!

歯科衛生士の横山でした🍀