小児歯科について

むし歯になりやすい時期だからこそ
しっかりケアすることが大切です
小児歯科では、乳歯や生え変わった永久歯が主な治療対象となります。溝が細かい乳歯(奥歯)や生えたての永久歯は、特にむし歯になりやすく、早く進行すると言われています。気づいた時には抜歯が必要な状態にまで悪化しているケースもあるため、定期健診で早期発見・治療を目指すことが大切です。
TROUBLE こんな場合はご相談ください
- むし歯がある
- フッ素を塗ってほしい
- 歯を痛がっている
- 健診を受けたい
- 歯に穴が開いている
- 歯みがき方法を知りたい
- 頬が腫れている
- シーラントをしてほしい
当院の小児歯科

お子さまのペースに
合わせて治療する
Tell・Show・Doを採用
当院では、嫌がるお子さまを無理に治療することはいたしません。Tell・Show・Doの方針のもと、お子さまのペースに合わせて診療を行っており、歯科医院に対して苦手意識を持たないように心がけております。しっかりと治療内容や使用する器具を説明し、お子さまにも理解してもらってから治療を進めます。
Tell
Show
Do

お子さまにも優しく
通いやすい歯科医院
当院の特長の一つには、お子さま連れでも通いやすい点があげられます。優しいスタッフが柔らかい雰囲気で治療を進めます。またご来院の際は浜松駅より徒歩12分、遠州病院駅より徒歩3分であり、車でお越しのかたは12台分の駐車場をご利用いただけます。
治療内容

フッ素塗布
未熟で柔らかい子どもの歯(乳歯)の表面にフッ素を塗ることで歯質が強化され、むし歯から歯を守ることができます。当院では3ヵ月に1度のフッ素塗布をおすすめしています。ただしフッ素を塗布した後も、きちんとした食生活と歯みがきを習慣化することが大切です。

シーラント
乳歯や生えはじめの永久歯はむし歯になりやすく、特に奥歯や複雑な形をした歯の溝は要注意です。歯科用プラスチックなどの素材で埋めて、むし歯菌の付着を防ぐ方法をシーラントと言います。むし歯の予防に効果が期待できる方法の一つです。

ブラッシング指導
乳歯が生え始めてから永久歯が生え揃うまでの間は、日々口腔内の状態が変化していきます。時期ごとに正しい歯みがきをして口腔内をケアできるよう、当院ではお子さまにブラッシング方法を指導しています。丁寧にわかりやすくお伝えさせていただきます。
口腔機能発達不全症について

お子さまの口周りの発達不全は
歯科医院で対策することができます
呼吸の仕方、話し方、食べ方(咀嚼・嚥下)がうまくできないお子さまは、口腔機能発達不全症の可能性があります。口周りの機能の発達遅れが原因であり、日本歯科医師会のデータでは、10代の子ども達の約半数が口腔機能発達不全症を患っているとの報告もあります。お子さまにとって身近な疾患ですので、親御さまは日々注意して見てあげることを推奨します。
お子さまのこのような癖・症状は
ありませんか?
お口が
ポカンと
空いている
しっかり
噛まずに
飲み込む
指しゃぶりが
治らない
発音が
気になる
口呼吸が
気になる
飲み込みに
異常がある
舌の
変な癖が
ある
姿勢が
悪い
いびきが
気になる
口腔機能発達不全症の
特徴の一つ
低位舌
舌が通常の位置よりも後ろに下がっている状態は、低位舌と言います。舌で歯を押してしまうため、出っ歯や受け口になりやすく、滑舌や食べ方にも悪い影響を与えてしまいます。

食べ方
咀嚼・嚥下時にくちゃくちゃ、ぺちゃぺちゃ音がする状態などがあげられます。その他にも食べこぼす、むせる、偏食などが見られる特徴もあります。

話し方
舌足らずな話し方をする、発音が悪くなる、カ行・サ行・タ行・ラ行・パ行が発音できないなどの特徴があります。口呼吸やいびきも原因の一つです。

呼吸の仕方
口呼吸やいびきは、口腔機能発達不全症の症状の一つです。気道を確保するため猫背になり、結果として姿勢が悪くなることもあります。

歯並び
顎の成長が遅れるため顎が小さく、歯並びが悪化する傾向にあります。噛み合わせもズレるため、将来的に歯科疾患のリスクが上がります。
小児矯正について

お子さまの歯並びに関するお悩みは
当院までご相談ください
お子さまの歯並び・噛み合わせが気になり、矯正治療を受けるべきか悩んでいるかたは多くいらっしゃいます。矯正治療では出っ歯や受け口、ガタガタの歯並び、開咬などの症状に対して、歯並び・噛み合わせの改善が期待できます。必要性や治療法、治療期間などに不明点や疑問点があるかたは、お気軽に当院までご相談ください。
TROUBLE こんな場合はご相談ください
- 歯並びが悪い
- 部分的に歯並びが悪い
- 出っ歯がある
- 噛み合わせが心配
- 受け口である
- 滑舌が悪い
- 八重歯がある
- 口周りに癖がある
当院の小児矯正

矯正治療に関する不明点は
無料相談を活用
お子さまの歯並びを診てほしい、小児矯正の時期や方法を知りたいなどお考えのかたは、ぜひ一度当院へご相談ください。当院では、小児矯正をご検討されているかたへ無料の相談を受け付けています。カウンセリングや口腔内チェックをしつつ、治療に関することを丁寧にご説明させていただきます。

口腔筋機能療法で
治療後の健康にも着目
当院の矯正治療では、一般的な内容で歯並びを改善させるだけでなく、口周りの機能にも着目しています。矯正治療の中で口腔筋機能療法(MFT)を採用しており、口周りの筋肉などの組織が正しく働くように、各種トレーニングなどを行っていきます。矯正治療後の健康も考慮して、治療を進めていきますのでご安心ください。

セファロレントゲンを使用した
精密検査
矯正治療を行う前には、必ずセファロレントゲンを用いて検査を実施いたします。特注レントゲンであるセファロは口周りの骨格を詳細に調べることができ、検査結果をもとに患者さま一人ひとりに適した治療計画を作成してご説明させていただきます。精度の高い小児矯正をお求めのかたは、ぜひ当院まで一度ご相談ください。
装置の種類

マウスピース矯正(トレーナー)
受け口のお子さまを対象として、3歳から治療に使用できるマウスピースがあります。当院ではEFラインやムーシールドを取り扱っており、毎日決められた時間装着することで、口周りにある原因の改善を試みます。親御さまにも日々ご協力いただきながら、治療を進めます。

床矯正
顎を横方向へと拡大する矯正装置であり、顎の成長をコントロールして将来的に永久歯が並ぶためのスペースを作ります。装置中央のネジを回すことで装置が横へと広がり、顎を少しずつ押し広げます。装置は取り外し式のため、生活に大きな影響はございません。

ワイヤー矯正
歯の表面にブラケットと言う器具を装着し、ワイヤーを通して歯並びを整える方法です。矯正治療において一般的な方法であり、おおよそ7歳以降のお子さまに対応します。当院では、見た目に配慮して目立ちにくい特長があるクリアブラケットを取り扱っています。
症例
始める時期について
3歳~6歳頃
0期治療
永久歯が生え始める前の3~6歳頃に行う小児矯正は、0期治療と呼ばれます。主に受け口の改善のために行う治療であり、できる限りお子さまに負担がかからない方法を取ります。マウスピースを用いて正常な歯並びや噛み合わせになるよう促すとともに、舌の位置の改善や鼻呼吸への誘導効果もあります。
7歳~12歳頃
Ⅰ期治療
7~12歳頃の乳歯と永久歯が混在するお子さまを対象として、顎の成長を利用した矯正方法です。床矯正などが主な例であり、顎を広げることで歯が並ぶスペース作りをします。結果として、永久歯が生えてくる際にきれいな並びになることが期待できます。状態によっては、Ⅱ期での矯正治療が必要なくなることもあります。
12歳~成人
Ⅱ期治療
12歳頃以降の永久歯が生え揃ったお子さまを対象として、歯を並べる治療を行います。歯に力を加えて少しずつ動かすことで歯並びを整える方法であり、マウスピース矯正やワイヤー矯正にて治療が進められます。年を取るにつれて顎骨は固くなり、歯は動きにくくなるため、早めの矯正治療を推奨しています。
治療の流れ
01 無料矯正相談
矯正治療をお考えの親御さまとお子さまに向けて、当院では無料相談に対応しています。親子でカウンセリングを受けていただき、お子さまの口腔内をチェックしながら、歯並びに関するお悩みやご希望などお伺いしていきます。
02 精密検査
口腔内スキャナーや歯科用CTなど各種先端設備を用いて、お子さまの口周りの詳細なデータを取得いたします。治療計画の作成のため、精度高く実施いたします。
03
診断結果・
治療方針のご案内
精密検査の結果も踏まえて診断し、お子さま一人ひとりに適した治療計画を作成いたします。計画内容は丁寧にご説明させていただきます。
04 治療開始
矯正器具の準備ができたら治療開始です。治療期間中は定期的にご来院いただき、治療の進捗確認、および調整など行います。
05 保定期間
計画通りに治療が終わりましたら、その状態を維持できるように保定期間を設けています。必要に応じて保定装置などを取り付け、歯並びを固定します。
費用
料金表
相談料 | 無料 |
---|---|
精密検査・診断料 | 55,000円 |
Ⅰ期治療 | 330,000~770,000円 |
MFT(口腔内筋機能療法) | 5,500円 |
調整費 | 5,500円 |
※表示金額は全て税込みです。
お支払方法
当院では、下記のお支払方法が可能です。
- 現金
- 現金でのお支払い
- クレジットカード
- ※自費診療3万円
以上から
- 院内分割
- 24回まで金利0
- デンタルローン
- 低金利分割払いでの
お支払い
医療費控除について
1年間(1月1日~12月31日)に10万円以上の医療費を支払った場合は、医療費控除によって一定の金額の所得控除を受けることができます。ご自身の支払いに限らず、生計を共にするご家族が支払った医療費も対象となります。詳しくは国税庁のホームページをご覧ください。
国税庁のホームページ注意点・リスク・副作用
注意点・リスク・副作用
・治療の初期段階では痛みや不快感が生じやすくなりますが、1週間前後で慣れます。
・歯の動き方には個人差があるため、予想された治療期間より延長する場合があります。
・装置の使用状況や定期的な通院など、患者さまの協力程度で治療の結果や期間に影響します。
・矯正装置装着時は、歯みがきがしにくくなるためむし歯や歯周病のリスクが高まります。
・歯を動かすことで歯根が吸収して短くなったり、歯ぐきが下がったりすることがあります。
・稀に歯が骨と癒着していて歯が動かなくなったり、歯の神経が障害を受けたりすることがあります。
・装置を外す時に、歯の表面に小さな亀裂が入る可能性や、補綴物の一部が破損する可能性があります。
・装置が外れた後に、保定装置を使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
・矯正治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。