歯科コラム

2024.12.06

大人になって始める矯正治療、そのメリットとデメリットを徹底解説!


こんにちは!井口歯科クリニックです。 「大人になってから矯正を始めるのは遅いのでは?」と悩んでいませんか?最近では、大人の矯正治療に関心を持つ方が増えています。


この記事では、大人が矯正を始める際のメリットやデメリット、治療法、費用、注意点について詳しく解説していきます。この記事を読むことで、大人の矯正についての理解が深まり、自分に合った治療を選ぶ際の参考にしていただけます。これから矯正を考えている方、歯並びの改善に興味がある方はぜひ最後まで読んでみてください!

大人の矯正のメリット

大人の矯正治療には多くのメリットがあります。歯並びを整えることで得られる具体的な効果を見ていきましょう。

 1. 見た目の改善

矯正治療を行うことで、歯並びが整い、笑顔に自信を持つことができます。大人になってからでも、整った歯並びは見た目の印象を大きく向上させます。ビジネスシーンや人間関係において、笑顔が与える影響は非常に大きいため、矯正によって自信を持って笑えるようになることは重要です。

 2. 口腔内の健康改善

歯並びが悪いと、磨き残しが発生しやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。大人の矯正によって、歯ブラシが届きやすい状態になることで、口腔内を清潔に保ちやすくなります。これにより、口臭予防や虫歯予防にもつながります。

3. 咀嚼機能の向上

不正咬合があると、食べ物を十分に噛めず、消化器系に負担をかけることがあります。矯正治療によって正しい噛み合わせが形成されることで、消化がスムーズになり、全身の健康にも寄与します。

 4. 顔のバランスの改善

歯並びや噛み合わせが悪いと、顎や顔の形に影響を与えることがあります。矯正治療によって正しい位置に歯が整うと、顔の左右バランスが改善されることが多く、見た目がより美しくなります。

 

 大人の矯正のデメリット

矯正治療にはメリットが多い一方で、いくつかのデメリットも存在します。以下にその具体例を紹介します。

 1. 治療期間が長い

大人の骨は成長期の子どもに比べて硬くなっているため、治療には時間がかかることが多いです。一般的に、治療期間は1年半から3年程度が目安となります。

2. 費用が高額

大人の矯正治療は保険適用外であることが多いため、費用が高額になることが予想されます。一般的な矯正治療の費用は70万〜100万円が目安ですが、治療方法によってはさらに高額になる場合があります。

 3. 違和感や痛み

装置を装着することで、初めのうちは違和感や痛みを感じることがあります。特に、ワイヤー矯正の場合、調整のたびに痛みを伴うことがあるため、日常生活でのストレスとなる可能性があります。

4. 日常生活への影響

矯正装置によっては発音がしにくくなったり、食事の際に制限がかかる場合があります。特に装置が口の中で見えるものは、ビジネスや社交の場で気になる方もいます。

 大人に適した矯正治療法

近年、さまざまな矯正治療法が開発され、大人でも始めやすい選択肢が増えています。以下は、大人に適した矯正治療法の一例です。 

1. マウスピース矯正(クリアコレクト)

透明で目立たないマウスピース型の矯正装置です。取り外しが可能で、清潔を保ちやすいのが特徴です。装着中も目立たないため、見た目を気にする方に適しています。

 2. 舌側矯正(リンガルブラケット)

歯の裏側に装置を装着するため、外からは見えません。見た目にこだわりがある方に適した方法ですが、一般的なワイヤー矯正に比べて費用が高額で、装置の違和感を感じることがあります。

 3. ラビアル矯正(表側矯正)

金属ではなく、セラミック製のブラケットを用いることで目立ちにくくなります。ワイヤー矯正の中では目立ちにくい方法として人気があります。

 矯正を考える際のポイント

矯正を始めるにあたり、治療の種類や自分のライフスタイルに合った方法を慎重に選ぶことが大切です。カウンセリングで複数の方法を相談し、自分に最も適した治療法を選ぶことで、満足度の高い結果を得ることができます。

 まとめ

大人の矯正は、見た目の改善や口腔内の健康向上といった多くのメリットがある一方、治療期間の長さや費用などのデメリットもあります。自分に合った治療法を見つけるために、しっかりと情報収集を行い、信頼できる歯科医院で相談することをおすすめします。 本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点や、お悩みがございましたら、井口歯科にお気軽にご相談ください。

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