歯科コラム

2015.03.27

苦痛は続く

久しぶりの更新です。

前回からの続き

私は、どこで矯正を受けるか考えました。今自分の口の中は「難症例」

いわゆる治すのが難しいと言われる口腔内になってしまっています。

もしかしたら、誰でも治せる訳では、無いのかも・・・

果たして矯正を引き受けて貰った所で、本当に治るのかが不安でした。

「一生このままだったら、どうしよう・・・」

私は泣きそうでした。

日々食事がしづらくなっています。何を食べても顎が痛くなるし、

沢山咬んでも全く小さくならない。大きいまま飲み込むと苦しい。

何回かのどに詰まり、息が出来なくなった事もありました。

あれだけ大好きであった友人とのランチも、今では食べる所を見られるのが苦痛になり、

断るようになっていました。

私の祖母は全部義歯(全てを覆う入れ歯)を愛用しているのですが、

祖母より私の方が食事の時間が長く、食べられない食材も多かった為

「何で歯があるのに咬めないの?!どうしちゃったよ?」と

とても心配をかけてしまいました。

 ある日、ダメ元で勤め先である井口歯科クリニックの院長、井口誠一先生に

矯正をしてもらえるかお願いをしてみました。

今現在、食事を取りづらく、悩んでいる事。

沢山のドクターに口の中を診てもらったが、「自分には出来ないねぇ。」

と断られてしまった事。

日々顎が痛み、食事の時間が苦痛である事。

先生に全てを打ち明けました。

先生はしばらく悩まれていました。

「う~ん確かに、レントゲンや口腔内(口の中)を診ると、かなり治すのが難しそうだね今までの患者さんで三輪さんのような人は居なかったよ」

やはり今回もダメなのか

そう思っていた所、先生はこうおっしゃいました。

「長い道のりになると思うけど、僕で良ければ治してあげるよ。」

 日々落ち込みながら過ごしていた私に、一筋の光が差しました。

院長先生に矯正をしてもらえる事になりました。

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