こんにちは、歯科医師の村木です。10月に東京で根管治療のセミナーに参加してきました。今回は感染についてのセミナーでした。
最初に器具の洗浄、滅菌や歯型を取った印象材の感染予防対策などを講義して頂きました。
滅菌器について日本でほとんどの医院が使用しているクラスNという滅菌器では複雑な構造の機材の内部の滅菌は難しいのでクラスBという滅菌器を使用した方がより感染のリスクが減らせるとお話がありました。
当医院のホームページの医院紹介の感染予防対策というところにも書いてありますが、使用している滅菌器は世界でもっとも厳しい基準である、ヨーロッパ基準のクラスBを導入しております。この滅菌器は、日本の歯科では導入率は数パーセントでその他の歯科医院ではクラスNを使用しています。
治療に対する感染予防対策についてや、滅菌の機械のオートクレーブのクラスBや口腔外バキュームの使用など講義の内容は当医院で実践している事が多かったです。
日本の保険治療の根管治療の費用については国際平均の1/10であり、それで国際的な高い治療の成功率を行おうとすると保険診療では限界があると思いました。
今回は感染予防というテーマで普段の勉強会ではあまりきけない内容が学べて良かったです。