歯科コラム

2014.11.30

悲劇の始まり

お久しぶりです!三輪です。

更新が遅くなってしまいました。すみません。

 

前回の続きです。

 

学校見学で指摘して頂いたにも関わらず、私は言われたことを特に気にせず

今までと同じように過ごしていました。

ただ、年々食べるスピードが遅くなっていっている事に気が付きました。

今までは一緒に食べている友人より食べ終わるのが少し遅い程度でしたが、

明らかに一人だけ取り残されるようになりました。

そして、段々前歯で噛み切る事が出来なくなりました。

サンドイッチなどを食べる時も噛めない為、

手で持って引っ張ってちぎるようにしていました。

食べ方もまるで鳥がご飯を食べているような不自然な食べ方になり、

人前で食事をするのが嫌になってきました。

咬んでも咬んでも小さくならない!

大きくても無理やり飲み込んでいました。

もしくは、あまりにも食事の時間が長くなってしまう為

途中で食べるのを辞めてしまうようになりました。

ダイエットと言えば、聞こえは良いかもしれませんが

私は周りの人と同じように、

『前歯で噛み切りたい』『どんな食材でも美味しく食べられるようになりたい』

毎日そう願うようになりました。

 

そんな事を考えていたある日、先輩衛生士さんに口腔内を診て頂く機会がありました。

一緒に写真も撮って貰える事になりました。

撮って頂いた写真を見て驚きました。

私は上下の6番目の奥歯の咬頭(歯の咬む面のボコっと出ている所)の一部しか

かみ合わせていなかったのです!!!

正常なかみ合わせは、上下の奥歯が山と谷の関係で咬みあっているのですが

私は歯が斜めに生えていた為

面と面で当たらず、面と点で当たっているような、

そんなかみ合わせで毎日食事をしていたのです!!

咬んでも小さくならないはずです。すり潰す機能が失われていたわけですから。

 

「三輪さん、絶対矯正した方が良いよ。このままにしておくと、歯が駄目になるよ。」

先輩衛生士さんのお言葉が、胸に響きました。

 

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