歯科コラム

2015.02.08

再度矯正を始めなければ…

自分の口の中が思った以上に危機的状況である事に

(今更)気づいた私は、焦り始めました。

本当の事が分かると、心配性の性格が強く出てきます。

その時からは毎日、自分の咬合について悩むようになりました。

「早く矯正しなければ、

歯にダメージが蓄積して抜けてしまうかもしれない」

「抜けたらどうしよう

天然の歯が如何に素晴らしく、

機能的に優れていて

それに勝るものは無いという事は

歯科の勉強をしていく上で嫌という程理解出来ました。

「自分の歯を、守らなければ

その為には、再度矯正を開始するしかありませんでした。

しかし私は過去に矯正治療を受けた経験がある為、

痛みが出る事も治療期間が長期にわたる事も知っていました。

それ故に、実際やっていくかどうか大いに悩みました。

しかし、時は刻一刻と流れ、私の咬合は日々悪化していきます。

「よし、矯正を開始しよう。」

悩んだうえでの最終的な私の出した結論です。

しかし、やると決めたからには

どこで治療を受けるか決めなければなりません。

私がそう決めた所で、現実はそう甘くはありませんでした。

過去に何名かの先生に口腔内を診て頂く機会がありましたが、皆口を揃えてこう仰いました。

「これは治すのが相当難しいねぇ

「完全に治るかどうか、ちょっと分からないな

私は先が見えなくなってしまいました。

これから、どうすれば良いのだろう?

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